治療から探す

イボや脂漏性角化症等の病変組織に-196.8℃の液体窒素を接触し、細胞膜を破壊・壊死させることで病変組織を除去する治療法です。

硬くなった角質を軟膏などで柔らかくし、メスやハサミを用いて除去する方法です。イボ治療の時のように電気焼灼法や冷凍凝固療法を行うこともあります。

光線療法は紫外線（UVA、UVB）を利用するものと、赤外線を利用するものに分けられます。当院では、紫外線を用いたナローバンドUVB（全身）とエキシマライト（局所）による治療を行なっています。

水道水に微弱な電流を流すことで電気分解を起こし、生じた水素イオンによって汗腺の働きを抑制する治療法です。治療の回数を重ねることで改善が見られるため通院が必要となりますが、保険適用であり、痛みや副作用が少ないという利点があります。

目のかゆみやくしゃみ、特定時期に起こる肌荒れなどアレルギー症状でお悩みの場合は、採血によるアレルギー検査が有効です。当院では、１度の採血で複数のアレルゲンを調べられる「View39」、1滴の血液で41項目のアレルゲンを測定できる「Drop Screen A-1」による検査が可能です。

皮膚に接触する化学物質、日用品、化粧品、薬剤、歯科金属、食物などと皮膚炎の関係性を調べる検査です。パッチテストパネル、金属パッチテストともに対応しています。

水虫（足白癬）、爪水虫といった真菌感染や疥癬が疑われる場合、顕微鏡検査を行います。病変が疑われる箇所を擦るなどして採取し、薬液で皮膚を溶かして見やすくしたうえで、顕微鏡で観察します。

帯状疱疹や水ぼうそう、爪水虫を疑う場合に行う検査です。発疹の水ぶくれ部分やかさぶたを綿棒で擦って採取し、１０分程度でウイルスの有無を判定することができます。

「ダーモスコープ」という拡大鏡を用いて、色素性病変や皮膚がん、皮膚腫瘍の診断を行う方法です。短時間の観察でさまざまな皮疹の状態を把握することができます。

水虫、爪水虫、うおのめ・たこなどの症状があり、さらに下肢の循環障害が疑われる場合、ABIという動脈硬化の程度を調べる検査を行います。

当院のアトピー性皮膚炎治療は、外用薬、保湿、抗ヒスタミン薬内服、エキシマライト（局所）、ナローバンドUVB（全身）、デュピクセント、JAK阻害薬内服、ネオーラル内服等を組み合わせて行います。

当院の乾癬治療は、外用薬、エキシマライト（局所）、ナローバンドUVB（全身）、オテズラ内服等を組み合わせて行います。

患部に清潔な針で小さな穴をあけ、専用の医療機器を用いて内容物を取り出す治療法です。ニキビや稗粒腫、水イボなどを除去する際に行います。

しみやあざ（異所性蒙古斑、太田母斑、ADM、扁平母斑）には、保険が適用できる場合があります。当院では、Qスイッチルビーレーザーを使って治療を行なっています。